カギの必要性。

私は家族が多く、自分の部屋がありません。
ほとんど、プライバシーがない状態です。
静かにしたい時も、人間だれしもありますよね。
なのに、私の家には安らぎの場がないのです。
テレビでやっている『大家族』のようなものを想像してみてください。
まるで、我が家を見ている気分です。
仕事が終わり、家に帰っても自室がないために、パソコンで仕事をするのも夜中や早朝が多いです。
わざわざ喫茶店に行って、自分の時間を作ることもあります。
もう、お嫁さんに行ってもいい年なので、そろそろ経済的に自立しようかと考えています。
しかし、給料もたいしてもらっていないために、家を出るのはもうちょっと貯金をしてから、と考えています。
両親に自室が欲しいと言ったこともありました。
両親は部屋数のことや、家の中の荷物の片づけ・・・の他に心配事があるようなのです。
それは『下のまだ小さい弟・妹が勝手に部屋に入って、いたずらをしないか・・・』ということでした。
確かに考えてみたら、カギもない部屋ですから、下の兄弟も勝手に入ってくるでしょう。
私の持っている物に、かなり興味があるらしく下の子どもたちには、今まで色んな物を壊されてきました。
正直、そろそろこういう生活を脱したいのです。
両親には『もしこの家で私の部屋を作ってくれるならカギを付けて欲しい』と言ってあります。
両親も納得済みです。
カギが付けられたら、自分の時間もできる。
プライバシーも守られる。
と、少し安心しています。
しかし、私的には一人暮らししたいのも正直な話なわけで・・・。
一人暮らしをするなら、完全なる『自由』が手に入る、と、今の私は思っています。
甘い考えでしょうか。
一人暮らしならカギを持つのは私だけ。
両親には合いカギを渡しておこうとは思っていますが、まだ幼い弟たちには、もう物を壊されずに済む。
と考えると嬉しいです。
カギが私のプライバシーや大切なものを、守ってくれるか、と言えば『完璧に!!』なんて言えません。
しかし、私は今の生活の中で、『カギ』という存在は夢のようなものです。
この先、どうなるかは両親と相談して、『カギ』を有効活用していきたいです。